昨日、アリゾナ・ダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソン投手が
40歳8ヶ月の史上最高年齢での完全試合(!)を達成しました。
なんと100年ぶりの記録更新だそうです。
試合自体の放送は22日(土)の0:40からNHK BS1で放送するので、
楽しみにしています。
さて、前回に続いてメジャーネタなんですが、先日本屋で偶然見つけて
買った本で、面白くて深くて考えさせられる本があったので今回紹介します。
今回の『マネー・ボール』は良く行く本屋のビジネス書コーナーに置いてあった
から見つけられたのですが、読めてよかったです。
この本はベースボールを題材にしていますが、『チーム作り』『マネージメント』
など普段のビジネスシーンに役立つエッセンスがこれでもか!とふんだんに
盛り込まれています。
メジャー・リーグ(MLB)のコミッショナーは本書の主役となるMLB全30球団の
中でも下から数えたほうが早い、貧乏球団「オークランド・アスレチックス」の
成功を【異質な例外】と表現しました。
フリーエージェント(FA)制度が導入されて以降の日本プロ野球もお金のある球団
(ジャイアンツなど)に高給取りの選手が集まってある種の戦力不均衡を生んで
いますが、メジャーリーグではその格差は日本の比ではないのが現状です。
普通に考えればフリーエージェント(FA)のスタープレイヤーを集めた球団が
首位を争い、良い選手を集められない球団は下位に甘んじるとなりがちですが、
アスレチックスはここ2年連続、アメリカンリーグ西地区で優勝しています。
(おかげでイチローのいるマリナーズはプレーオフに進出出来ていない)
この成績はどこからもたらされているのか?
普通ではちょっと考えられない成功。そしてその成功は、若干35歳で選手の
獲得や編成の全権を握るチームのゼネラルマネージャー(GM)に就任した
ビリー・ビーンによってもたらされています。
本書は、そのビリー・ビーンにスポットを当て、過去の選手獲得の価値観を
根底から変え、FAでチームを去る高額年俸の選手を放出する見返りに得る
権利(ドラフト優先権など)を巧みに使い、他球団では不要の烙印を押された
選手を安く獲得してチーム作りを行なって、他球団と戦う姿が描かれています。
このビーンは元メジャー・リーガーです。入団時は超大物として騒がれた逸材
だそうです。しかし結局周囲の期待通りの成績を上げることはついにないまま
引退しています。
しかし選手を集め活用するという別の才能を開花させ、格安で超効率的な
チームを作り成績を挙げています。
野球の今までと違う面も見えてくるかもしれません。ビジネスに徹しすぎて
いるのである意味嫌悪感を抱く場面もあるかもしれません。
でも本書から学べることは多いです。
原書にチャレンジされたい方はコチラ