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中谷巌 『中谷巌の「プロになるならこれをやれ!」』

結構前に買った本なんですが、連休前後くらいからまた読み返している本です。
中谷巌さんという方は、現在多摩大学の学長にしてUFJ総合研究所の
理事長を勤めている方です。また経済について著書も多数出されて
いたりテレビにもコメンテーターとして出演することもあります。

その中谷さんが、何がしかのプロになって自立したい人に対し、
『日経キャリアマガジン』で連載していたインタビュー記事を
加筆修正して単行本としてまとめたのが今回の1冊です。

はしがきの中で、「プロになる第一歩は自分の人生をもう一度原点に
返って考え直してみること」と記していて、自分的に今そういう時期
なのなかぁと、ちょっとたるんでいる自分に喝を入れる意味もあって
読み返して線を引いて、考えてみています。

またこうも書かれています。

「この世の中は抜きん出た技量を持った多くのプロが提供してくれる
高度なサービスによって成り立っている。彼らの素晴らしいサービス
があるからこそ、我々は毎日、感動して暮らすことが出来る。」

反対に「技量の高いプロのいない社会とはまさに地獄だろう。徹底的に
技量を磨き上げた歌手のいない世界を想像してほしい。毎日、素人の
カラオケに付き合わされる苦痛を想像してみれば明らかである。」

こう考えると本物のプロというものは、自分のためになるだけでなく
人のためにもなることでもあるということに気づかされる。


確かに私もそう思います。

例えば、ワールドカップで世界の超一流のプレーを見てしまった後、
Jリーグの試合を前ほど見たいと思わなくなってしまったり、
メジャーリーガーの圧倒的なパワーとテクニック、スピードを目の
当たりにしてしまい、あれだけ好きだった日本のプロ野球のだらけた
試合展開にあまり見なくなってしまったり。

『本当の本物』に対してはお金も時間も惜しまないけど、そうじゃ
ないものに対しては、いい加減というか熱心になれないというか・・

ビジネスでも同じだと思います。自分にとって本当に必要な【本物】
には決して多くないお金を割り振ってでも買ったりしますけど、あっても
なくてもどっちでもいいようなものであれば、今は使わないですよね。

そういう意味でこの本はコンパクトなサイズで分量も200ページほどに
まとめられていて、かつ中身は本物のプロになりたい人がするべきことが
ぎっしり詰まっています。

一見、難しいことも平易に書かれていますので、短時間で読めると思います。


5月病なんて言葉もありますが、もし連休で体や心ががなまっちゃった
なんて人がいたら、オススメの一冊です。

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2004年05月09日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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